鞆の浦 2012/8/17〜18


このお宿には5種類の部屋のタイプがありますが、
今回我々が予約したのはコーナービューツインというタイプのお部屋です。

↑ジャーン! これが本日我々が泊まるお部屋であります! スタイリッシュな和のしつらいがとっても素敵♡ こういうところに泊まるのが夢だったんですよね〜。
(*^。^*)

←そしてそして! お部屋からはこんな絶景が望めるのであります! まるで大きな額縁に嵌められた美しい風景画のようです。この絶景を独り占めできるなんて、何て贅沢なんでしょう。
→ベランダの長椅子に横たわって、寄せては返す波の音を聞きながら、夏の青空をただぼんやりと眺めるのもステキです。

↓(左下) 水屋には水とティーバッグ(日本茶と紅茶)の他に、何とコーヒー豆が置いてありました。コーヒーミルも備え付けてあり、自分でゴリゴリと豆を挽いてコーヒーが楽しめるようになっています。コーヒー好きには嬉しいサービスであります。

↓(右下) 液晶テレビ、ブルーレイプレイヤー、高音質サラウンドシステム、無料インターネット接続などなど、最新システムもバッチリ揃っております。左端に写っているのは空気清浄機です。


←パウダーコーナーです。とてもモダンなしつらいとなっております。備え付けてある化粧水やヘアトニックなども、普通の温泉宿に置いてあるものとは全く違っていて、ちゃんとした化粧品メーカーのものが並んでいました。


↓手前が洗い場、その奥が湯船という配置になっています。シャンプー類にもこだわりが感じられます。

→今日はとても暑くて汗もたくさん掻いたので、早速お風呂に入ることにしました。風呂に浸かりながら絶景を楽しみます。戸を開け放てば露天風呂になりますので、とても開放感があります。本当に贅沢だわ〜♪
( ´ー`)

↓(左下) 八角形の石でできた湯船です。とても小さいのでひとりで入るのがちょうどいいサイズです。お湯が減ると自動で給湯されるようになっています。

↓(右下) 風呂上りにバスローブを着て水を飲みながら海を眺めているところ。こういうの、憧れだったんです〜〜(笑)。
蝉の声を聞きながら、徐々に暮れゆく夏の空をいつまでもボ〜ッと眺めていました。
↑手前に見える船は平成いろは丸です。
鞆の浦と仙酔島を結ぶ福山市営渡船です。
そうこうしているうちに、いよいよお楽しみのお食事の時間がやってまいりました♡
食事は1階にある「颯(そう)」というダイニングでいただくようになっています。ゆったりとした席の配置になっていますし、隣席との仕切りもしっかりしていますので、まるで個室のように寛げます。
我々は残念ながら窓際の席ではありませんでしたが、秘密の小部屋のような趣きがある席だったので、これはこれでなかなかいい感じでした☆

←いろは丸を象ったナプキンが面白い。これから何が出てくるのでしょうか。楽しみ楽しみ♪(^-^)
さてここからは、ひたすらお料理のご紹介をしていきたいと思います。(料理名はいただいた献立表の通りに記載します)

→前菜
干し貝柱餡かけ
 冬瓜スープ煮 平貝焼霜 新生姜 くこの実
 赤にし貝と夏野菜の杏ソース和え
  姫大根 アスパラ アボカド 蓮芋
 鱧南蛮漬け 糸うり キュウイ酢
 水茄子 白酢掛け 地穴子小袖寿司
↑「干し貝柱餡かけ 冬瓜スープ煮」です。ほんのり焼き色の付いた貝がメッチャ美味しかったです。 ↑「赤にし貝と夏野菜の杏ソース和え」です。さすがいろいろな海の幸がでてきますね〜♪
↑鱧南蛮漬けです。散蓮華の形の器が面白い。 ↑穴子の小さなお寿司、水茄子です。
←御造り
青竹盛り霧見立て
 福山産渡り蟹とんぶり和へ
 鯛御造り 加賀太胡瓜 蛙胡瓜
 鯵叩き昆布巻き 中とろ 姫鮑 蛸焼霜
 縒り南京 本山葵

大海原に見立てた四角いお皿の上に、手の込んだお造りがこまごまと並んでいます。写真にはもう写ってませんが、出てきた時、青竹からはドライアイスによる涼しげな霧が出ていて、あっと驚く凝った演出が楽しめました。海がすぐそばということもあって、どれも最高の味わい♪
↑御造りは3種類のタレでいただけるようになっていました。左端から醤油、ポン酢(ピリ辛)、肝ベースのソースとなっていて、付けるタレによってまた違った味わいが楽しめるのが嬉しかったです。 ↑御造りに添えられていたカエルです。キュウリでできています。何と可愛いカエルちゃんでしょう☆ 食べるのがもったいなかったです。
→焼き物
瀬戸内眼張炭火焼き 鱧の子餡
 福山無花果 姫おくら 白髪葱

香ばしく焼き上げたメバルに、トロリとした餡がかかった一品です。イチジクを合わせるところが個性的。魚×果物という組み合わせながら、不思議と違和感は全くなく、とても美味しかったです。
←冷鉢
茄子二色素麺寄せ
 焼き玉蜀黍 順菜 針ラディッシュ 美味出汁

“そうめん”と書いてあるから、てっきりズルズルとすするそうめんが出てくるのかと思っていたら、何と、そうめん+ナス+寒天が3層に重なったものが出てきました。(なのでズルズルすすらずに食べられます) これもなかなか凝った一品。涼しげな器もいい感じです。
→温物
あこうのしゃぶしゃぶ 白味噌仕立て
 水菜 黄韮 豆腐 神石産たもぎ茸
 山葵麩巻白菜 黒七味

白味噌仕立ての汁で楽しむしゃぶしゃぶです。“あこう”というお魚や“たもぎ茸”というキノコは生まれて初めて食べましたが、あまりにも美味しくてビックリしました。
後で調べてみると、このあこうというお魚はハタの仲間で、高級魚として珍重されているそうです。白身でアッサリ、でも旨味もしっかりあって、最高の味わいでした。たもぎ茸も、生で嗅ぐと変な臭いがしましたが(って失礼な)、鍋で煮てから食べると、クセのない味わいでとても美味しかったです。
←肉料理
黒毛和牛ステーキ バルサミコソース
 辛子蓮根豆んだ揚げ 南京籠 万願寺
 しまなみ檸檬と海人のレモスコ クレソン

ステーキは小さいものが2切れしかありませんでしたが、個人的にはこれくらいの量でちょうどいい感じ。肉よりも、添えられていた辛子蓮根の美味しさに感動した私でした。
“辛子”と聞いてヒリヒリと辛いのを想像していましたが、実際はさほど辛味はなく、どちらかというと仄かな甘みが感じられました。盛り付けもとてもキレイです。
→御食事
鯛釜飯 香の物
 土瓶仕立て 干し椎茸 若布

御飯は鯛釜飯が出てきました♪ 最初はそのままで、2杯目は干し椎茸とワカメで取った熱々の出汁をかけて、お茶漬けとしていただきます。二通りの美味しさが楽しめました。何と贅沢なことでしょう。(^-^)
←水菓子
完熟トマトジュレ フルーツトマト
 沼隈産安芸クィーン 因島産西瓜 幸水梨
 抹茶ムース最中 小倉餡 抹茶粉 ミント

とても鮮やかな赤いガラスの大皿の上に、これまたこまごまと美味しそうなお菓子が並んでいて、見ているだけでテンションの上がる一品であります。
どれも美味しかったけど、特に完熟トマトジュレがメッチャ美味しかったです。満足満足♪ 幸せ幸せ☆
最初から最後まで、飽きることなく美味しいお料理を心ゆくまで味わえて、大満足です。量も多過ぎず少な過ぎず、ちょうどいい感じ。器や盛り付けなどの演出も素晴らしくて、五感全てを楽しませてくれました。最高のひとときでしたわ〜。

→「海の桟敷」と名付けられたデッキに出てみました。夜の海も、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。
←向かいに見える弁天島のお堂と鳥居がライトアップされていました。

それと、夜空がとてもキレイなのにはビックリしました。星が降ってきそうなほどたくさん瞬いていて、いつまでも眺めていたくなるほどでした。普段大阪で暮らす我々にとっては、それさえも珍しいことなのでした。

夜は2回もお風呂に入って、思う存分堪能しました☆
そして、フカフカのゆったりとしたお布団で眠りにつきました。
実にシアワセな気分であります。(^-^)


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