| →ちょっと早めに起きて、フランス料理店「ラ・ヴィ」に朝食を食べに行きました。 一番安い1,890円のセットを注文。ジュース、サラダ、卵料理、ハムかベーコン、パン、グレープフルーツ、飲み物が付きます。 残念ながらここにはプレーンオムレツが無かったので、スクランブルエッグを注文しました。食べやすいように薄切りのトーストの上に乗っかっていました。美味しかったです。 |
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| この山の上ホテルは、いろいろと贅沢な気分にさせてくれるけれど 決してこちらを緊張させない心地好さがあります。 そのひとつにホテルの人々の接客態度があると思うのですが、 ありがちな“マニュアル通りの喋り方”ではなしに、 ちゃんと気持ちを込めて喋ってくれたのが嬉しかったです。 でも、フレンドリーだけれども決して図々しくはなく、若い人が多いのに 節度をちゃんとわきまえている感じが大変好もしいのです。 他ではちょっと見かけないような、居心地の好いホテルでした。 お料理もすごく美味しかったし(笑)。 今後東京に行く時は、この山の上ホテルに泊まることにしよう！ とても名残惜しかったのですがホテルをチェックアウトし、 電車に乗って一駅先の湯島まで行きました。 目的は重要文化財である「旧岩崎邸庭園」を観に行くことでした。 駅からテクテク歩いて5分くらいのところにありました。 |
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| ジョサイア・コンドルの設計により、明治29年に建てられた洋館です。 木造2階建で地下室もついています(地下室は非公開)。 この建物が完成した当時は、1万5千坪もの敷地内に20棟以上の建物が 建っていたそうです(！)。昔のお金持ちは桁外れでございますな。 現在はこの洋館とそれに続く和館、そして撞球室が残されています ジャコビアン様式のこの美しい建物は、国の重要文化財に指定されています。 |
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| ↑洋館の側面です。どの角度から見ても美しい！ | ↑1階東側の客室の天井部分です。ペルシャ刺繍が施された絹布張りになっているという凝った造りです。 |
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| ↑2階へと続く階段です。何だかここが日本じゃないみたいですね。 | ↑凝った意匠が施された柱です。どこをとってみても手が抜かれていないといった感じです。 |
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| ↑金唐紙の壁紙は、修復工事の際に忠実に再現されたものだそうです。何という贅沢な壁紙でしょう・・・。 | ↑天井の意匠です。「丸いもの」が大好きな私にとっては、かなり魅惑的なデザインであります(笑)。 |
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| ↑サンルームです。何だか映画の一場面のようですね。 | ↑2階のバルコニー部分です。この部分だけで既に我が家より広いです(笑)。 |
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旧岩崎邸を存分に堪能した後は、根津にある「弥生美術館」までてくてくと歩きました。 ここへは10年ほど前に1度来たことがあるのですが、今回もせっかくなので訪ねてみることにしました。 こじんまりとしていますが、中身はギュッと凝縮されていて充実しています。大正ロマンの雰囲気が存分に味わえます。 |
| →この日はちょうど「大正・昭和 女學生らいふ」展が開催されていました。当時の乙女たちのスクールライフがリアルに感じられる、中々面白い展覧会でした。 中でも当時の少女雑誌の読者投稿コーナー(悩み相談など)の記事がとても面白かったです。「足を細くするにはどうしたらいいか」「団子鼻を直す方法はないものか」などなど、時代は違えど乙女の悩みはいつの世も同じなのだなぁと、何だか微笑ましいような気分になりました。 笑ったのが当時の回答です。例えば件の足の太さで悩んでいる少女への回答・・・「(前略)あまり気になさらぬ方がいいでしょう。(中略)並外れて太いのでなかったらどんどん洋服を着られたらよいでしょう。なお足を細くする方法はないそうであります」 (笑) そりゃないだろ(笑)。 |
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←大正ロマンの世界をたっぷりと味わった後は、美術館内にある「港や」でランチにすることにしました。 港や特製オムライス(飲み物つき)1,100円 をオーダー。とても美味しかったです。窓からの景色を眺めながらゆったり過ごせる2階席がおすすめです。 |
