東京ひとり旅 〜1日目〜 2005/6/24〜26



久々にひとり旅をしたくなって、東京へ行こうと思い立ちました。
適当な時間に家を出て、昼頃に東京に着く新幹線に乗り込みました。

←赤れんがのクラシカルな建物が印象的な東京駅。本日はこの駅の中にある東京ステーションホテルに宿泊です。
この建物は、近代日本建築の体制を確立した辰野金吾の代表作で、1914年に建てられたものだそうです。もともとは3階建てだったのが、東京大空襲の爆撃を受けて上部が炎上してしまい、修復後、現在の姿になったとのことです。
↑ロビーの階段部分です。深紅の天鵞絨のカーペットや豪華な電燈、漆喰の壁に渋いオークの取り合わせ・・・溜め息が出るほどステキです。 ↑ホテル内をウロウロしていて見付けた一角。誰も居なかったので、長ソファーに寝転がったりして、ひとり楽しみました(笑)。
→今回ワタクシが泊まったシングルの部屋です。ホテル外観やロビーの雰囲気と違い、ちょっと殺風景な部屋であります・・・(部屋のタイプによってはかなり好い感じの部屋もあるみたいですが)
アメニティーグッズもビジネスホテル並でガックリきましたが、さらにビックリなのがバストイレの狭さです。これで1泊17,500円はちょっと高過ぎる!
今まで私が泊まったクラシックホテルの中では、残念ながらここは最下位ですな・・・(ちなみに泊まったことがあるのは、箱根富士屋ホテル、日光金谷ホテル、奈良ホテルの3つです)。
←客室からは東京駅構内が見下ろせます。本当に駅の中にあるんだなぁと、妙なところでカンゲキしました(笑)。
チェックインを済ませてホテルに荷物を置いてから、周辺をぶらぶら散策することにしました。

→丸の内仲通りです。地面がアスファルトでなく石畳のようになっているのがシャレた雰囲気です。超高層ビルが立ち並んでいるのに不思議と落ち着くのは、緑がたくさんあるからでしょうか。
↑ちょっと足を伸ばして日比谷公園に行ってみました。この石垣は日比谷見附跡といって、江戸城外郭城門のひとつだった日比谷御門の一部だそうです。 ↑同じく日比谷公園内にある心字池です。この公園が出来る前は、江戸城のお濠だったそうです。
上から見ると「心」の字を崩した形をしているので、この名前が付いたとのことです。
↑日比谷公園内です。緑が溢れて実に気持ちの良い空間でした。 ↑公園内にある大噴水です。テレビドラマに出てきそうな風景。
←今回の旅の目的のひとつ、それはこの三信ビルに行くことでした。
日比谷公園の向かい側に建つこのビルは1929年に松井貴太郎による設計で竣工されたものだそうです。一見地味に見えますが、じーっと見ていると実に手の込んだ造りなのが分かります。
ところがこの三信ビル、近々解体されるとの情報を耳にしまして、「これは絶対に見逃してはならぬ!」と、半ば使命感に駆られてはるばる大阪からやってきたのでありました。

↓(左下) 三信ビルの1階部分です。吹き抜けのアーケードになっていて、両側にお店が並んでいます。本当はもっとたくさん写真を撮りたかったのですが、「写真撮影はご遠慮ください」という貼り紙があったので、小心者のワタクシはこれ1枚しか撮れませんでした・・・

↓(右下) ニューワールドサービスという喫茶店に入りました。古き良き時代の純喫茶という趣きのステキなお店です。でもここもいずれなくなってしまうのかと思うと、ションボリしてしまいますね。
その後は銀座の街を少しだけぶらぶらしてからホテルに戻りました。
本当はフランス料理のフルコースを晩ごはんに食べようと思っていたのですが、客室のあまりのお粗末さに気が削がれてしまい、結局その辺のお店で1000円以内の定食をモソモソと食べることにしました。まー、たまにはこんなこともあるさ。

→でもそれではあんまりなので、食後にホテルのラウンジでケーキセットを注文。優雅なひとときを過ごせて、おかげで機嫌も直りました(笑)。

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