下関旅行 〜3日目・下関観光〜 2011/4/30〜5/2
結婚式の翌日は、のんびりと下関観光を楽しむことにしました。
下関観光はどこがいいかなぁと事前に調べていて、ふと目に留まったのがあちこちに点在するレトロビルでありました。古いもの好きとしては、やはりこれは外せません。 古くから交通の要衝として栄えてきた下関は、明治維新以降もいち早く近代化が進んだ都市のひとつだったのでしょう、調べてみると結構たくさんの近代建築が今なお残っているのであります。 ←その中でも特に興味をそそられたのがこの「旧秋田商会ビル」です。1915年に建てられた和洋折衷の建物で、屋上には何と、日本庭園と茶室が設けられている(!)というのです。これはぜひとも見に行かねば!と思っていたら、我々の泊まっていたホテルの目の前に建っていたのでありました。おお、何という偶然でしょうか。わーい!\(^o^)/ 当時は相当周囲をビックリさせただろうと思いますが、100年近く経った現在でも、そのユニークな姿には圧倒されますね〜。 |
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↑(左上) 正面玄関からパチリと写してみました。 ↑(右上) このビルは鉄筋コンクリート造りの3階建てで、1階は純洋風の造りになっており、主に木材を取り扱う商社であった秋田商会の事務所として使用されていました。 ※現在は下関観光情報センターとして利用されています →1階の壁にあるアメリカ製の大きな壁掛け時計は、当時のままの姿を今に伝えているそうです。 |
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←2階部分以上の見学には簡単な手続きが必要となります。所定の用紙に住所氏名などを記入し、靴を脱いでスリッパに履き替えてから2階への階段を上がります。 ※見学は無料です ↓このビルの2階と3階は秋田家の居住スペースとして使われていました。あの外観からは想像もつかない、純和風の造りにビックリ! ホント、強烈な個性を持つ建物であります。 |
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↑3階の大広間の床の間を写してみました。 →屋上庭園へと続く木製の螺旋階段です。個人的に非常に心惹かれた部分でした。が、残念なことに、屋上部分は現在非公開となっています。 なーんだ、ガッカリ・・・(´・ω・`) |
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←建築当時のままの姿を残しているトイレです。壁のタイルは外国から取り寄せた輸入タイルだそう。しかもこのトイレ、驚くべきことに、建築当初から水洗式だったそうです。当時の時代背景を考えると、想像を超えるような最先端の設備であります。 一通り見学を終えて残念に思ったのが、せっかくこれだけのものがこうして残っているのに、見せ方が不味くてその魅力が十分に伝えられていないという点であります。「社長室兼応接間」とか「台所」とか「食堂」とか、興味をそそる小部屋がまだまだあったのに、どれも閉鎖されていて中を見ることは叶いませんでした。これならば多少の入場料を取ってもいいから、ちゃんと修繕して細部までキチンと見せてもらいたいものであります。 |
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→旧秋田商会ビルの次は、すぐ隣に建つ「下関南部町郵便局」へ行きました。1900年に建てられた煉瓦造りの建物で、今でもちゃんと郵便局として機能しているのがスゴイ! 現役で機能している局舎としては日本最古の建物だそうです。 | |
←玄関口にはレトロな丸いポストがありました。この美しい建物にシックリと馴染んでおります。 この日は平日だったので、中では実際に郵便業務をされていたのですが、何だか不思議な光景でした。(ATMコーナーもちゃんとありました) |
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→今回訪れた目的は郵便局ではなく、この建物の中にある「ポストギャラリー レ・ト・ロ」が目当てでした。通常は「カフェ多羅葉(たらよう)」として営業をしていますが、茶道や水彩画、声楽の教室としても使われていたり、展示会や発表会といったイベントホールとしても利用されています。 味わいのある赤レンガの壁が印象的です。天井が高くてとても居心地の良い空間でした。 |
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↑→ そして今回、この建物を訪れた最大の目的が、そう、この中庭なのであります! まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしてしまったかのような、趣きのある風景にウットリ・・・( ´ー`) ああ、何てステキなの〜♡ 剥落した壁の部分を敢えてそのままにしているところが実に好い感じです。この朽ち果てた感じがたまりません。これは見応えがあります。(^-^) |
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2つの近代建築を見学した後は、弟と待ち合わせ。車で長府まで連れて行ってくれることになりました。 長府については事前に何も調べていなかったため、弟にお任せしたところ、功山寺へ連れて行ってくれました。 功山寺は曹洞宗のお寺で、長府毛利家の菩提寺でもあります。1327年に創建された歴史あるお寺です。 ←総門です。室町時代の建造物で国の登録文化財に指定されています。 |
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新緑がとっても美しい。境内は清々しい空気で満たされていて、心が落ち着きます。 ↓(左下) 山門 ↓(右下) お地蔵さん |
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↑← 国宝に指定されている仏殿です。禅宗寺院の典型的な建築様式の建物だそうです。柱の上部にある墨書きから、1320年に建立されたことが明らかになっています。 美しい曲線を見せる檜皮葺きの屋根が実にステキです。 |
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境内には美しい花がたくさん咲いていました。 | |
→旅の締めくくりは、関門海峡を目前に望める「海峡グルメしずか」というお店で「ふくふくランチ」\2,630 をお昼ごはんに食べました。(下関グルメといえばやっぱしフグですもんね〜) ふく刺し、小鉢、米茄子蟹あんかけ、お造り2種盛り、茶碗むし、小ふく唐揚げ、お吸い物、わかめごはん、香の物、デザートが付きます。どれもとっても美味しかったデス☆ ごちそうさまでした。 |
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