香川旅行 〜2日目その1・栗林公園〜  2010/9/18〜20


2日目はちょっと早起きをして、ホテルの目の前にある
栗林公園へ朝のお散歩に行きました。

国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さを
持っているというこの栗林公園、江戸時代は高松藩主、
松平家の下屋敷として利用されていたのだそうです。
紫雲山を背景に6つの池と13の築山を配した回遊式庭園で、
四季折々の花を楽しむことができるそうです。

←栗林公園東門です。後ろに見えているのが紫雲山です。
この公園は早朝から開園していて、9月は何と5時30分から開いています。我々は7時過ぎに入りました。朝の新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、何とも気持ちの良い1日のスタートとなりました☆

ちなみに入園料は通常だと400円なのですが、我々の泊まったホテルのフロントで買い求めたら、何と半額の200円で入手することができました。これはかなりおトクでした。ラッキー☆ (ただしこれは宿泊客のみのサービスだったと思います)
園内には60分で回れるモデルコースの案内板が要所要所に立てられていたので、我々もそれに従って散策することにしました。
紫雲山を借景とした美しい景色を眺めながら、まだ人の少ない園内を心ゆくまま、の〜んびりと散策しました。何とも贅沢なひとときであります。
←園内には猫ちゃんたちがたくさんいて、何とも心和む光景が楽しめました。カワイイ♪
↑日暮亭(ひぐらしてい)と名付けられた茶室です。明治31年に建てられたものです。朝早かったため閉まっていましたが、午前9時より午後4時半まで、ここでお抹茶を楽しむことができます(ただし土日祝日のみ営業)。

→掬月亭(きくげつてい)です。歴代藩主がこよなく愛したという江戸時代初期の数奇屋風の建物で、こちらも午前9時から午後4時半まで、茶室として利用できるようになっています。

↓掬月亭より涵翠池(かんすいち)を望む
このあたりから60分コースより脱線しまして(笑)、気の向くまま歩を進めてみました。

←涵翠池のほとりにある鳳尾塢(ほうびう)と名付けられた築山には、樹齢300年以上(!)という見事なソテツがたくさん植えられていました。これは薩摩藩主・島津公より寄贈されたもので、現在は県の天然記念物に指定されています。
→西湖の石壁を流れる桶樋滝(おけどいのたき)です。これは藩主の観賞用として作られた人工の滝で、江戸時代は紫雲山の中腹に置いた桶まで、何と人力(!)で水を汲み上げていたそうであります。昔の権力者のやることは何とまぁスゴイものですねぇ。。。(@_@)
ちなみに現在は西湖の水をポンプアップして水を流しているとのことです。
←小普陀(しょうふだ)と名付けられた築山。栗林公園の一番奥にあり、この庭園の発祥の地と言われています。石組の手法がこの庭園の中で最も古く、室町時代の手法が取り入れられているとのことです。
↑南湖から掬月亭を眺めたところです。実に美しい景色であります☆

→偃月橋(えんげつきょう)です。園内で最大のものだそうです。弓張り月(三日月)の形をしていることからそう名付けられたそうです。

↓飛来峰(ひらいほう)と名付けられた小高い場所から眺めた庭園です。上から見下ろすとまた違った魅力が楽しめます。
←こちらは芙蓉峰(ふようほう)から眺めた北湖の眺望です。奥に見える赤い橋は紅林橋で、この橋から見ると形が富士山に似ていることから、富士山の別名である“芙蓉”の名が付いたといわれています。
どの角度から見てもそれぞれ違った美しさが堪能できる、本当に素晴らしいお庭でした☆
→さてこのへんで、前以て予約しておいた朝粥を食べに、栗林公園内にある花園亭へ赴きました。部屋はこじんまりとしていますが、このように窓のない開放的な空間の中で、美しい庭園を眺めながら朝粥を楽しむことができます。

30分毎の入替制で、一度に3組しか利用できないので、この朝粥は要予約となっています。観光シーズンの場合、間際だと満席になっている可能性もあるので、早めの予約がベターです。
←これが花園亭の朝粥(1,260円)です。青紫蘇が乗せられたお粥に、炊き合わせや焼魚、煮物、漬物などが付きます。朝早くから庭園内を1時間以上散策した後だったので、おなかがもう極限状態にまでペコペコ(笑)。細胞のひとつひとつに染み渡ってゆくような気がするくらい美味しかったです。
前述したように、部屋の中には我々を含めたった3組しかいないので、静かにゆったりとこの贅沢な空間を堪能することができました。ああ、何て幸せなの〜( ´ー`)


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