柳 川 2005/11/13
腹ごしらえをした後は、北原白秋生家と記念館を見学することにしました。
→北原白秋生家の入口です。酒造業を営んでいた北原家の建物は明治維新前後に建てられたものでしたが、明治34年の大火事で大半が焼けてしまいました。わずかに焼け残った母屋も荒れ果てていたそうですが、その後復元して昭和44年に一般に公開されるようになったとのことです。 | |
←この北原白秋生家でしか入手できない『思ひ出』の復刻版(2,000円)です。これが欲しくて柳川に行ったといっても過言ではありません(笑)。十代の頃から欲しいと思っていたものがようやく手に入りました〜。(^-^) | |
→北原白秋生家から歩いて5分くらいのところにある旧戸島家住宅を見学することにしました。 もともとは柳川藩の吉田兼儔という人が、隠居後の住処として1800年ごろ建てたものだそうです。戸島家の所有になったのは明治15年頃で、その後主に住宅として使用されていましたが、昭和32年に福岡県の文化財に指定されたそうです。 平成13年から3年をかけて解体修理が行われ、平成16年から一般公開されています。 実は北原白秋生家を見学した人は無料で見学できるのですが、それを知ったのは家に帰ってからでした・・・とほほ。 |
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←受付のおばちゃんの、「お茶は飲まれますか〜?」の問いかけに、つい「ええ、ハイ」と答えてしまったため(笑)、ここで思わぬティーブレイクとなりました。閑静な美しい庭園を眺めながらの久々のお抹茶はとても美味しかったです。(お抹茶・茶菓子つき300円) | |
一人だったのでどうしようかな〜とずっと迷っていたのですが、せっかく柳川に来たのだからと、思い切ってどんこ舟に乗って川下りを楽しむことにしました。 船乗場は6箇所くらいありますが、乗合船だとどれも1人1,500円で、約1時間10分の周遊となります。 でも今回ワタシが乗り合わせた舟はじーさんばっかりで、何だかミョーな雰囲気でした・・・(^_^;) しかも水があまりキレイではなくて、(言い方が悪いけど)、“ドブ川下り”という感じだったし(汗)。 でも舟から眺める景色はとても素晴しかったです。 |
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↑紅葉した水辺の木々が水面に映ってキレイでした。 | ↑御花から渡された橋で、「出逢い橋」と呼ばれています。 |
↑成長した木が石塀を持ち上げてしまっています。 | ↑舟の赤色と、紅葉した木々とが映えます。 |
↑途中には、乗船客相手のお店がありました。 | ↑掘割の周囲にはさまざまな植物が植えられて観光客の目を楽しませてくれます。 |
↑寸分の隙間もないくらいにピッチリと積み重ねられた石塀。昔の人の技術はスゴイですね〜。船頭さんの話では、現在では復元不可能だとか。 | ↑古びた海鼠壁にツタが絡まっています。“廃市”という言葉にぴったりな雰囲気が漂っております。 ※“廃市”は白秋の『思ひ出』の中に登場する言葉 |
ずっと行きたいと思っていた柳川でしたが、思い切って足を運んでみて本当によかったです。眠ったような、死んでしまったような、静かな雰囲気にどっぷり浸かることができました。 →座布団の上で眠る猫(笑)。 (とある店先にて撮影) |
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