柳 川   2005/11/13



十代の頃から行きたいと思っていた柳川が下宿先から意外と近いことを知り、
この機会に訪れてみることにしました。佐賀から柳川までは車で40分ほどで行けます。
早めに出発したので順調に現地に到着しました。まずは御花に車を停めて見学開始です。

この「御花」は旧柳川藩主・立花家の別邸で、四代目鑑虎(アキトラ)が元禄時代に築いたのが始まりと言われています。その頃、この地域が「御花畠」と呼ばれていたことから、このお屋敷を「御花」と呼ぶようになったとのことです。
現在の建物や庭園の大部分は明治時代になってからのものだそうです。現在は御花史料館「殿の倉」、「西洋館」、国指定名勝「松濤園」(庭園)の3つが見学できます(共通券大人700円)。
現在、この御花は料亭旅館として利用されています。


←西洋館の外観です。白亜の美しい建物です。
立花家の迎賓館として明治43年に建てられたものだそうです。

↓西洋館の内部です。
→西洋館の一室の天井部分をぱちりと写してみました。凝ったデザインであります。当時この屋敷に招かれた人々もワタクシと同じように「わ〜すごーい」と天井を見上げていたかも知れませんね(笑)。
西洋館に続いて、大広間の見学です。
↑(左上) 大広間の全景です。

↑(右上) 大広間から庭園(松濤園)が望めます。

←床の間には秋らしく、毬栗をあしらったお花が生けられていました。

↓(左下) 庭の方から大広間を眺めたところ。

↓(右下) 松濤園の全景です。約280本もの松が植えられていますが、その大部分が樹齢200年を越える古木だそうです。秋から春にかけて、池には多くの野鴨が群がるとのことです。
御花の見学のあとは、周囲を散策してみることにしました。
→掘割をゆくどんこ船。柳川といえばやはりこの川下り(お堀巡り)ですね〜。
←歩いていると「白秋道路」と書かれた石碑が立っていました。面白そうなので行ってみることにします。
↑このように掘割沿いに遊歩道が設けられています。たくさんの植物が植えられていて目を楽しませてくれました。 ↑カモがゆっくりと泳いでいました。のどかな風景であります。
↑田中吉政公の銅像のそばにある弥兵衛門橋です。情趣ある風景です。 ↑古い海鼠壁が続いています。(白秋道路からは外れた場所にあります。並倉の近く)
←並倉です。明治時代に建てられたもので、外堀と内堀との分岐点にあります。

柳川では観光客はみんな舟に乗るもの、という雰囲気があって、このようにウロウロと歩いているのはワタクシくらいのものでしたが(笑)、静かにゆっくりと散歩を楽しめて却ってよかったです。
↑ぐるりと回って御花の近く、船着場のところまで戻ってきました。 ↑船着場の近くに建つ水天宮です。こじんまりとした建物でした。
随分遠くまで足を延ばして散策したので、船着場に付いた頃にはおなかがぺこぺこになっておりました(笑)。なので早速お昼ごはんを食べることにしました。

→柳川に来たらやっぱりこれを食べねば(笑)。
「六騎」(ろっきゅ)にて、鰻のせいろ蒸し(1,890円)をオーダー。鰻の肝が入ったお吸い物が付いています。中々美味しかったです♪


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