アサヒビール 大山崎山荘美術館  2004/5/29



平成8年(1996年)に美術館として開設されたこの施設は、
オープン当初からずっと気になっていた存在だったのです。
何しろ、大正〜昭和初期に建てられた洋館をそのまま利用した美術館で、
広大なお庭もあるらしいというウワサです。
そういうのがたまらなく大好きな私は、
いつかは必ず訪れてみたいとずっと思い続けてきました。

運良く、ちょっと心そそられる企画展が開催中という情報を入手したので、
この機会に行ってみることにしました。
大山崎町は大阪府とのほぼ県境にあり、車で約1時間ほどで到着。
思いのほか近い距離でした。

←大山崎山荘です。趣のある古い洋風建築に、入る前から期待が膨らみます。
天王山の南麓に位置していて、周りは自然でいっぱいなので、下界と違って涼しくて過ごしやすかったです。テラスからの眺望も見事でした。
昔の人の贅沢って、ホンモノの贅沢という感じがします。
↑窓辺のソファー。こんなところでゆったりと読書でもしたいなぁ。 ↑↓当時の面影を残すこんなステキな部屋の中に、作品が展示されています。
↑渦巻き模様の電燈。 ↑池に咲く睡蓮たち。アーチ型の窓枠と相俟って、まるで絵画のような美しさです。
←二階への階段の踊り場にあったステンドグラス。美しい光が静かに降りそそぎます。


→時間が止まってしまったような館内。この薄暗さが何とも好い感じです。

本当は、二階にある喫茶コーナーでお茶したかったのですが、
いつまで待っても席が空く様子が無かったので、泣く泣く断念。
こういうところは平日の、人の少ない時間帯を狙って来館するのがベスト。
(よりによって、一番人の多い時間に来てしまった我々でした)

→新館への連絡通路。この新館は、あの現代建築界の鬼才・安藤忠雄さんの設計によるものです。周辺の景観との融和を考えて、この新館は地中に埋められた形になっているのだそうです。
こちらにはクロード・モネの「睡蓮」が展示されています。
←大山崎山荘の庭園です。緑溢れる美しい眺めに、何時間でもぼ〜っとできそうです。

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アサヒビール 大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
tel 075-957-3123 10:00〜17:00 入館料大人600円
http://www.asahibeer-oyamazaki.com


ただいま開催中の企画展→「通崎睦美選展 通崎好み」 2004/6/20まで
アンティーク着物コレクターとしても注目されているマリンバ奏者、
通崎睦美さんの着物コレクション展です。
銘仙の着物を中心に、アンティーク小物なども展示されています。
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