松乃鰻寮 〜うなぎ料理〜  2004/5/29



大山崎山荘美術館で美しいものをたっぷりと堪能した後は、
ちょっと贅沢にうなぎ料理を食べに行きました。
こちらは洛北の鞍馬口の辺りにあり、京都市内中心部からは
ちょっと外れた場所にあります。
大山崎からは車でたっぷり2時間はかかりました・・・

前に雑誌に載っていたのを見て以来、ずっと行きたいと思っていたこのお店。立派な門構えの美しい日本家屋にうっとりです。
石畳には打ち水がされていて、昼間の火照りを冷ましてくれるようです。ワタクシなんぞが入ってもいいのか?という佇まいですが(笑)、こんな我々のような客にも丁寧に応対してくれるあたりはさすがです。次第に緊張もほぐれてきて、すっかり寛いだ気分になりました。
→中に入ると個室に案内されました。
手入れの行き届いた、スッキリした和室です。掘り炬燵になっているので足がラクにできるのがよかったです。
飾り棚にはさりげなく花が生けられていました。
本日はひとり6千円くらいのコース料理と、単品で「八幡巻き」と「う巻き」を注文。本当は蒲焼きも食べたかったのですが、何しろうなぎ料理は高い・・・1万2千円のコースには蒲焼きが付くのですが、今日は我慢することに。

←コースに付く八寸です。左から、湯葉・うなぎの肝・赤こんにゃくが並んでいます。
↑単品で注文した八幡巻き。ゴボウとうなぎの絶妙なハーモニーにうっとり(笑)。 ↑う巻きです。こちらも単品で頼んだもの。ふわふわの厚焼き玉子にほっぺたが落ちそうでした。
↑コースに付く「うスープ」。ここでしか味わえない一品だそうです。炭で焼いたうなぎの香ばしさが何ともいえない美味しさ! ほんのりと山椒の香りがする出し汁もいいお味でした。 ↑コースの最後に出てくる雑炊です。焼いた餅と、卵がまるまる1個入っていて、あっさりしているのに食べ応えのある一品でした。

最初は、「エッ、たったこれだけで6千円??」とか思ってしまいましたが(笑)、
食べ終わってみると程よくおなかが満たされていて大満足でした。
考えてみたら、お店でこういう「ちゃんとしたうなぎ」を食べるのは
生まれて初めてのことだったのです。
今までうなぎだと思って食べていたものとは全然違う味でした(笑)。
私にとっては、貴重な体験でありました。

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松乃鰻寮 (まつのまんりょう)
京都市左京区岩倉木野町189  tel 075-701-1577
12:00〜21:00 (オーダーストップ19:00)  不定休
都会の喧騒から離れてゆったりと過ごせる素敵なお店です。
うなぎは値が張るので、そう気軽には行けませんが、
またぜひ足を運びたいものです。料理の美味しさも
さることながら、情趣溢れる建物も一見の価値あり!です。
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