近江八幡  2004/5/2〜3



腹ごしらえをしたあとは、近江八幡資料館などを見学することにしました。
京街通の北側、新町通沿いの町並み保存地区にあり、
「市立資料館」「歴史民俗資料館」「旧西川家住宅」の
三館共通券(大人300円)を購入して見学するようになっています。
このような古い建物を見学するのが大好きな私ですが、
ここはう〜ん、ちょっと物足りなさを感じてしまいました・・・
GW中とあって人出が多く、ゆっくり見学できなかったのもあるでしょうが、
もう少し、展示物などが充実していてもいいような気がしました。
でもせっかくなので、写真をご紹介することにしましょう。

古い町並み。風情があります。 昔の帳場。(歴史民俗資料館にて)
旧西川家住宅(重要文化財)の内部。 旧西川家住宅の庭を座敷から眺めたところ。



資料館を見学したあとは、その辺をぶらぶら散策することにしました。
ここ近江八幡は、これまで紹介してきた純和風のイメージとは反対に、
ヴォーリズさんという人の広めた西洋文化も根付いている不思議な町です。
古いレンガ作りの西洋館は、それはそれで風情があって美しい眺めでした。
文化は違えど、古いものというのは共通した美があるのかも知れません。
「白雲館」です。昔は学校だったそうですが、現在は観光案内所やギャラリーとして利用されています。 散策途中で見かけた小学校。本当に古い建物かどうかは分かりませんが、こんな学校だったら毎日登校するのが楽しいだろうなぁ。
←旧近江八幡郵便局。これはヴォーリズ建築のひとつだそうです。
全然知らなかったのですが、ヴォーリズさんが設計した建築物というのは全国各地にたくさん残っていて、例えば大阪の大丸心斎橋店や、京都にある私の大好きな中華料理店「東華菜館」もそのひとつだそうです。中でもとりわけ近江八幡は、彼の残した建築物が数多く存在しているとのことで、それを巡る旅というのも面白いかも知れません。
←洋風住宅街に建つ古い洋館。今でも人が住んでらっしゃるので、外観を静かに見学するのみですが、何とも美しい佇まいにうっとりです。


→ヴォーリズ記念館です。見学するには事前に申込みが必要とのことで、せっかく足を運んだのに中には入れず・・・残念でした。


近江八幡の観光は以上で終了。派手さはありませんでしたが、
なかなか充実したひとときを過ごすことができました。
私にとって、大好きな場所のひとつになりそうです。

この日は駅前にあるホテルニューオウミに宿泊しました。
予約していなかったのですが幸い空室があったので助かりました。
夕食はちょいとフンパツして、ホテル内にある「伊ぶき」という店で
近江牛のステーキを食べてしまった・・・何という贅沢でしょうか(笑)。

このようにシェフが目の前で焼いてくれるのです。 これが近江牛のステーキ。柔らかくてジューシーで、幸せの極致! もう何も思い残すことはありませーん(笑)。


翌日は近江八幡から車で2時間ほどのところにある「甲賀の里 忍術村」
というところに行きましたが、何ともいえないシケた雰囲気のところで、
ずずーんと気が滅入ってしまいました(笑)。昨日までの幸せ気分が台無しです。
そのわりに入場料が1,000円もした・・・まさにぼったくりであります(笑)。
もう二度と行かないぞと心に固く誓ったワタクシでした。
早々に退散して信楽に行き、信楽焼のお皿を買って帰途につきました。
忍術村を除いては、どこも素敵なところばかりで、
今回の旅はなかなか満足度の高いものとなりました。
大阪からだと気軽に行ける距離ですし、こういう雰囲気が好きな人は
ぜひぜひ足を運んでみてください。



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