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この建物は、灘の造り酒屋だった山邑家の八代目当主、山邑太左衛門の依頼を受けて、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが1918年に設計したもの。 建物の随所に使用されている大谷石には細やかな彫刻が施され、全体が幾何学模様の凝った意匠で彩られています。そのあまりにも斬新なデザインに、ただただ口をポカーンと開けて圧倒されるばかりのワタクシでありました(笑)。 |
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| ↑(左上) →(右) 南国のリゾート施設を髣髴とさせる雰囲気です。ここが日本であることを一瞬忘れそうになりました。 ↑(右上) 建物入口のドアです。ここから先は撮影禁止になっているので、残念ながら写真はここまで。 |
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| 外観も素晴しかったのですが、内部はさらに息を呑むような美しさに彩られていました。 【2階応接室】 天井付近に設えられた沢山の小窓、大谷石の彫刻、 大きな1枚ガラスから見える木々の緑などなど・・・目に映る全てのものが 一体となって、得も言えぬハーモニーを奏でていました。 【3階和室】 依頼人の強い要望で作られたという和室は、 和洋折衷の趣きがあってとってもモダンな雰囲気でした。 廊下の窓や欄干に嵌め込まれた青銅の飾り金具が目を引きます。 この時期は毎年ここで雛人形の展示が行なわれていて、 手の込んだ細工の数々を堪能することができます。 この雛人形は今からおよそ100年前、八代目山邑太左衛門が娘さんのために 京都「丸平」の三代目・大木平蔵に依頼して作らせたもので、 完成までに何と2年の歳月がかかったそうです。 係の人の詳しい説明を聞くことができますし、これは一見の価値ありです。 【4階食堂】 天井部分の凝った木製飾りが溜め息モノの美しさでした。 天井は中央部分が高くなった角錐形をしていて、どことなく 教会のような趣きが感じられる部屋になっていました。 また、食堂から広いバルコニーに出ることができるのですが、 ここからの眺めがまたとっても素晴しかったです。 また、随所に色とりどりのお花がさりげなく生けてあり、 この建物の美しさをより一層引き立たせているかのようでした。 ああ、今日は貴重なものをたくさん見ることができて本当によかったです♪ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ 重要文化財見学の後は、お楽しみのランチタイムであります(笑)。 「Cuisine Peri亭」というお店に連れて行っていただきました。 今回は、オードブル、スープ、メイン、パン、飲み物がセットになった Bランチ(1,785円)を注文。オードブルとメインをそれぞれ違うものにして、 二人で分け分けして食べることにしました。 |
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| ↑(オードブル)タスマニアサーモンのコンフィー | ↑(オードブル)田舎風パテと野菜のマリネ |
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←白菜のスープ どのお料理も食べ応えがあって、とってもと〜っても美味しかったデス♪ (^-^) 見た目も美しいお料理の数々に、ただもううっとり。幸せなひとときを過ごしました。 |
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| ↑(メイン)豚ロースのロティ カカオビーンズのソース | ↑(メイン)牛スネのパルマンティエ |
美味しいランチを堪能した後は、「Plein」というケーキ屋さんへ。 こじんまりとした店構えですが、スイーツ好きの間ではかなり有名なお店だそうです。 その証拠に、まだ3時にもなっていないのにショーケースの中はほぼ空っぽ！ これには心底ビックリしました。仕方なく、辛うじて残っていたケーキ4種を購入。 (というか、その4種類しか残ってなかったので選択の余地もなかったのですが・笑) |
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その後は芦屋を後にし、我が家へお招きすることに。ケーキの箱を大事に抱えて、はるばる大阪まで帰ってきました〜。 昨夜ちゃんと部屋の掃除をしておいてよかったです(笑)。 美味しい美味しいケーキに舌鼓を打ちながら、とりとめのないお喋りに花を咲かせて、楽しいひとときを過ごしました。(^-^) |
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| ↑(手前)マカロン・フルール ピスタチオムースとラズベリーとカスタードクリームをマカロンでサンドしたもの。 (奥)ガトーショコラ アッサリしていてとっても食べやすいチョコレートケーキでした。かなり好みの味♪ |
↑(左)セザム・ノワール 黒ゴマのムース。香ばしくてとても美味でした。 (右)フラン クッキー生地にカスタードクリームを詰めたもの。 4つともうまいこと種類が分かれて、それぞれの魅力が堪能できてよかったです。どれも昇天しそうに美味しかった！ シアワセ〜☆(^-^) |
