東 京 〜らんぶる・目黒雅叙園〜 2005/5/4



せっかくのゴールデンウィーク、おうちにこもってばかりいるのはもったいない!
そこで突如思い立って「東京日帰り一人旅」を強行することにしました。
今は“のぞみ”のおかげで東京が随分近くなりましたし、
感覚的にはそんなに遠出をしたという気がしないですねぇ。
(それよりも和歌山方面や、京都・兵庫の日本海側の方がむしろ遠く感じる)

東京へは10年ほど前に一度行ったきりで、今回も殆ど初めてのようなもので、
地図片手にうろうろキョロキョロしながら「おのぼりさん」丸出しのワタシでした(笑)。
品川駅で新幹線を降り、山手線に乗り換えてまずは新宿まで。
以前から気になっていた「らんぶる」という喫茶店にランチを食べに行きました。

「らんぶる」の店内の様子です。こちらは地下の席ですが、1階席の雰囲気からは想像もつかないほど広々としていて、レトロな雰囲気に溢れています。静かにクラシック音楽が流れていて、ひとりでもゆったりと寛げます。ここだけ外とは違う時間が流れているようでした。
今流行りの“カフェ”ばかりが増えていく中で、このような“純喫茶”はだんだん貴重な存在になってゆきますね・・・どうかずっとこのままでいて欲しいです。
→本日オーダーしたミックスサンドセット900円なり。正統派ミックスサンドという感じで美味しかった! 他にパスタなどもあります。


らんぶる
新宿区新宿3-31-3  tel 03-3352-3361
9:00〜23:00 無休


ランチの後は、新宿高野ビル4階・コニカミノルタプラザにて開催中の、
松本コウシさんの写真展「眠らない風景 al fine」を観に行きました。
“蓄積された時間”を写し込むことによって非現実の世界を写し出す、
不思議で美しい作品の数々にうっとりと見入りました。
会場で偶然ご本人にお会いして、半時ばかり色々とお話を伺うことも
できましたし、なかなか充実した昼下がりとなりました。
5/9まで開催中ですので、都合のつく方はぜひ足を運んでみてください。
詳しくは→ http://www.k2.dion.ne.jp/~beretta/exhi/exhi.html



さて場所は変わって、今度は目黒雅叙園まで足を伸ばしました。77周年を記念して、「時の流れ」と題した雅叙園の歴史展が開催されているとの情報を得たからであります。というのも、普段は見ることのできない「百段階段」をはじめ、「十畝の間」「漁樵の間」などの貴重な保存建築の数々が特別公開されるとのことで、これは是非観ておかねば!と思ったのです。このような古い建物を見るのは私の趣味のひとつですから・・・
昔の建築物というのは本当に贅沢で美しい。
↑トイレの窓です。あまりに美しかったので思わず激写(笑)。

→コチラはトイレの天井に描かれていた絵のひとつです。

↓トイレ入口のきらびやかな絵です。「昭和の竜宮城」と呼ばれたというのがうなずけるキッチュな感じが好いですね〜。
(トイレの写真ばっかりですみません)
本当は見学した保存建築をご紹介したかったのですけれど、どうやら撮影禁止のようだったので、代わりにトイレの写真をご紹介しました(笑)。でもここがどのような雰囲気の所かは、だいたい伝わったのではないかと思います。
今回見学した保存建築ですが、見たこともないような絢爛豪華なしつらえに目が眩むようでした。これはもう見事というしかありません。こういうのがお好きな方は必見です!

「時の流れ」展 2005年5月15日まで開催
入場料1,000円 12:00〜19:00
※詳しくはコチラ お得なクーポン券もあります
たっぷりと目の保養をした後は、小腹の保養もしてやりましょう(笑)。
雅叙園内のPandoraというカフェでケーキセットを食べました。広々と解放的な、実に気持ちの好い空間でした。
雅叙園の庭をぶらぶらと散策してみました。
水のせせらぎが耳に心地好く響きます。木々の緑に心が洗われるようでした。
日帰りだったので多くは見て回れませんでしたが、
自分の好きなものだけにポイントを絞ったので、
結構充実した一日となりました。ああ、思い切って行ってよかった〜。
次に行く時は泊りがけでゆっくり東京見物をしたいなと思っております。



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