奈良・四季亭  2004/12/11〜12



旅行券をいただいたので、母と贅沢旅行を楽しんできました。
交通費のかからない近場で、旅館に重点を置くようなプランに
しようということで、この「四季亭」に決めました。
創業明治32年という高級老舗旅館です。その風格のある佇まいに、
門をくぐる前から背筋がぴっと伸びる感じがしました。

↑(左上) 玄関を上がった正面に掛けられた三幅の掛け軸。高級感が漂います。

↑(右上) 案内された客室の戸を開けるとイキナリこのような踏み石があるのでビックリしました。

←客室「瑞雲」です。手前が15畳の部屋、そして一段高くなった“上段の間”があって、御簾が掛けられております。何だか平安貴族にでもなった気分。窓からは奈良公園が望めます。

この「四季亭」は料理に定評のある旅館だそうです。
料理の美味しさもさることながら、赤膚焼の器の素晴しさも
一緒に楽しめるような、夢のようなひとときを堪能しました♪
それでは、雪見月の大和路料理をご紹介しましょう。

「座付肴」 (赤膚焼平茶碗)
松葉蟹・ほうれん草・長芋和え 蟹味噌とイクラ添え

「先附」 (赤膚焼鹿小皿)
白子豆腐・ウニ
「向附」 (赤膚焼花菱組皿)
鯛と甘海老のお造り
「煮物椀」 (輪島塗下藤)
海老芋饅頭のふかひれ仕立て
「トロの刺身」
※実は生まれて初めて食べました。ホントにとろけるようでした。美味でございました〜。
「お凌ぎ」 (赤膚焼小茶碗)
飯蒸し(ウナギと百合根)
「口替り」 (赤膚焼盛器)
焼き蟹
※これは和牛フィレステーキか、この焼き蟹か、どちらかを選ぶようになっています。
「預け鉢」 (赤膚焼鉄鉢)
寒ブリ・奉書大和煮
笹がきゴボウ・人参・水菜添え
「焼肴」 (赤膚焼菊長皿)
河豚の一味焼き
「台の物」 (赤膚焼高台)
レンコン饅頭・甘鯛
「強肴」 (赤膚焼鈴香炉)
小鯛笹漬け 松前和え
ラディッシュ 土佐酢
「ご飯物」 (真塗)
なめこ雑炊 蟹入り
「水菓子」
イチゴ・アイスクリーム・マンゴープリン
→コチラは朝食の写真。奈良の名物である茶粥が添えてあります。

どれもこれも美味しかったので、ひとつも残さず全ていただきました。まさに、残したのは皿だけ、というカンジであります(笑)。
もうこんな高級旅館には二度と泊まれないかも知れませんが、今回は本当に素晴しい週末を過ごすことができて幸せです。ああ、生きていてよかった。

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「四季亭」 http://shikitei.co.jp/
奈良市高畑町1163 (奈良公園一の鳥居横)  TEL 0742-22-5531

※ちなみに今回の我々の宿泊料金は、1人42,000円でした。
もちろん、こんな高い所に泊まったのは生まれて初めてでしたが、
客に気を遣わせない、さりげなく行き届いたサービスが本当に心地好くて、
贅沢気分を味わえる一方で寛ぎも与えてくれるという感じでした。
この内容で42,000円は決して高くない金額だと思います。
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