初夏のコンサート 能管と琵琶の調べ  2010/7/4


今日は京都・西本願寺の向かいにある和泉屋旅館まで、
「初夏のコンサート 能管と琵琶の調べ」というイベントに
参加してまいりました。
七夕特別会席と七夕節会の包丁式、そして能管と筑前琵琶による
演奏を楽しむという、実に盛りだくさんの内容でありました。
普段なかなか目にする機会のないものばかりで、
ワタクシの貧しい五感にもビシバシと響いてくるような(笑)、
そんな素晴らしいイベントでした。
貴重な体験をさせていただけて本当によかったです。

演奏会は撮影禁止だったので、それ以外のお食事と
包丁式の写真をこれからご紹介します。

和泉屋旅館に到着して受付を済ませたら、先ずはお食事からでした。食事会場として客室が用意されていましたが、かなりこじんまりとした旅館なので、客室もワンフロアに6〜7部屋しかない感じでした。大多数の参加者は広い和室でしたが、我々はこじんまりとした別室に案内されました。でもこちらのほうが静かで落ち着ける雰囲気だったのでよかったです。
宿自体は鉄筋コンクリートの建物で特に見るべきところもありませんでしたが、客室からの眺望(西本願寺が見えます)はなかなかよかったです。
おしながきが無かったので正しいお料理の名前は分かりませんが、がんばって説明していきますのでよろしくお願いします。(間違っていたらすみません;)

→先ずは前菜が出てきました。団扇形のお皿や山鉾形の器、その手前の器に被せられた夏らしい絵柄の紙(何と全員絵柄が違うのです)などなど、季節感タップリで見た目も楽しめます♪
←夏らしい絵柄の紙を取り除いてみると、その下からは涼しげな硝子の器に盛られたお料理が顔をのぞかせました。
これは山芋のそうめん仕立てで、上には鶉の卵、ウニ、オクラ、紫蘇の花が乗っています。サッパリとした口当たりでとても美味しかったです。
→そしてこれが団扇形のお皿に盛られたお料理の数々です。祇園祭の山鉾の形の器やほおずきなど、芸術作品のように美しい一皿であります。
手前から、何かの魚の佃煮、黒豆、生麩、キュウリの中にウニが詰められたもの、穴子寿司、寒天寄せ、山鉾の器の中にはタコのお料理が入っていました。
←中でもみんなが感嘆の声を上げたのがこのホタル。黒豆にお化粧をしてホタルに仕立てているのですが、何とも心憎い演出ではありませんか。食べるのが勿体無かったです。
ほおずきも単なる飾りではなく、中に生麩が仕込まれていました。(念のために皮をめくってみて本当によかった・笑)
キュウリは松葉に刺してあって、こういうちょっとしたひと手間ひと手間が美しさを醸し出しているのですね〜。
→次に出てきたのはお造りです。鯛・海老・鱧が朝顔の形の器に盛られていて、まるで絵画のように美しい一品。出された時は思わずヒャーヒャーと感嘆の声を上げてしまいました(笑)。
しかも朝顔のつぼみは何と大根と人参でできていました(!)。こんなに手の込んだお造りは初めてであります。ホントに素晴らしい!
←次は可愛らしい鮎の塩焼きが出てきました。お酢でさっぱりと旬の味覚を楽しみました♪
←次はこんな可愛らしい巾着袋が出てきました。

↓紐を解くと中からはフタ付きの器が現れました。


これは冷製茶碗蒸しでした。爽やかな梅風味の餡がかかっています。
←こちらは加茂茄子のお料理です。鶏ミンチ肉が入った味噌で味付けされていて、濃厚な味わいが美味しい一品でした。
次に出てきたのは豚の冷しゃぶなのですが、これまた楽しい器で出てきました。
←何と小さな風鈴が付いているのであります! こんな素晴らしい演出は初めてですわ〜。
豚しゃぶに添えられたトマトは直径1センチほどのミクロサイズ!なのにシッカリとトマトの味が生きていました。これも初めてであります。
←ごはんものは鯛茶漬けが出されました。旨味の詰まったおだしがとっても美味しい! 何とも贅沢な一品であります。
→デザートはフルーツのゼリー仕立てでした。甘くて美味しかった


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