京都旅行 2010/6/19〜20



友人と2人で、1泊2日の京都旅行を楽しんできました☆
京都はワタクシの大好きな場所のひとつで、これまで何度も
足を運んでいますが、泊りがけで訪れるのは今回が初めてでした。

今回の京都行きの最大の目的は、沙羅双樹で有名な東林院にて
行なわれた一夜限りのイベント、「沙羅の夕べ」に参加することでした。
終了するのが20時30分ごろになるとのことでしたので、
それならばちょっと贅沢をして、思い切ってお泊りしちゃおう!
ということになったのであります。
(その足で大阪に帰れなくもないけど、セカセカと
慌ただしい気分になるのがイヤだったのです)

昼頃に京都に到着した我々、イベント開始時刻にはまだまだ
間があったので、JR京都伊勢丹にある美術館「えき」KYOTOにて
開催中の「にゃんとも猫だらけ展」という浮世絵展を観に行きました。
猫は江戸時代の人々にも愛されていた身近な動物だったようで、
多くの浮世絵にその姿が描かれています。
今回は無類の猫好きで知られる歌川国芳の浮世絵を中心に
約120点もの作品が展示されていましたが、スタンダードな
美人画や風俗画に始まり、猫を擬人化したものや化け猫の絵まで
実にバラエティに富んだ内容となっていました。
ワタクシが特に気に入ったのが国芳の「猫の當字(ねこのあてじ)」
シリーズであります。「かつを」や「うなぎ」の文字を、たくさんの猫を
組み合わせて表現しているという作品なのですが、
ユーモラスでと〜ってもカワイイのであります☆
どれも魅力的なものばかりで、時間を忘れて見入ってしまいました。
大満足の展覧会でした☆ (^-^)



←浮世絵展を存分に堪能した後は、ポルタ地下街にある「東洋亭」にお昼ごはんを食べに行きました。今回はスタンダードにハンバーグランチを注文。明治30年から伝来というデミグラスソースがかかった肉汁タップリのハンバーグは絶品!でした。付属のトマトサラダは、トマトが丸のままデン!とお皿に乗っているので見た目はちょっとビックリしますけど(笑)、こちらもモノスゴく美味しかったです。ああ、どれも本当に美味しかった☆ 大満足です。
(写真はお店のショーケースをパチリと写したものです)
→お昼ごはんを食べ終わった後は、今回の宿泊先である花園会館へ。妙心寺のすぐ隣りにあるビジネスホテルです。今回のイベント会場である東林院はこの妙心寺の中にあるので、そこから一番近い宿泊施設ということで友人が手配してくれました。
妙心寺の関連施設だからでしょうか、売店には作務衣や仏具などがズラリと並んでいて、普通のホテルとは一線を画す雰囲気が漂っていました。

ちょこっと疲れたので、お部屋で一休みすることに。寝転んだ途端にスヤスヤと眠りについてしまいました(笑)。(^^ゞ
時間が来たのでホテルを出て東林院へ向かいました。普段は非公開の東林院ですが、沙羅双樹の花が咲くこの時期は「沙羅の花を愛でる会」として特別公開されています。(ちなみに今年は6月15日から6月30日の半月間)
今回我々が参加したのはその特別バージョンで、精進料理を味わった後、琵琶の演奏で「平家物語」を楽しみながら、住職手作りの「梵燈」に浮かび上がる沙羅双樹の花を愛でるという夜間特別公開でした。何とも優雅なシブいイベントであります。
↑東林院へと続く路。手前にたくさんの紫陽花が咲いていて、とってもキレイでした。→

↓(左下) 東林院の門です。

↓(右下) 門を入ってすぐのところです。期待に胸が膨らみます♪
←受付を済ませると、先ずは本堂にてお抹茶のサービスがありました。お茶菓子は沙羅の花をイメージしたという練り切り菓子と、葉っぱの形の干菓子でした。食べるのがもったいないくらい美しいお菓子であります。味ももちろん、とっても美味しかったです☆
そしてこれが、有名な沙羅双樹の庭園であります。想像していたよりもこじんまりとしていましたが、先日からの雨のおかげでしっとりとした苔の美しさが際立っていました。その苔の緑に沙羅の白が映えてとってもキレイでした。

ちなみに、日本に植えられている沙羅双樹はナツツバキのことで、朝咲いた花が夕方には落花してしまうという儚さが、かの有名な平家物語の冒頭に引用される所以となったのでありましょう。


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