吉田山荘 2007/2/24



友人に誘われて、京都は吉田山の中腹にある吉田山荘まで、
豪華ランチを食べに行ってきました。

←吉田山荘の門です。宮大工棟梁で文化功労者の西岡常一さんという人によって建てられたものだそうです。
↑吉田山荘です。東伏見宮家の別邸として昭和7年に建てられたもの。


→別の角度から見たところです。2階部分の手摺の意匠が何とも素晴しい。

↓(左下)玄関脇の壁に嵌め込まれたステンドグラスです。明治18年に奈良県の新山古墳から出土した銅鏡の紋様がデザインされているそうです。
なかなかモダンで洒落た雰囲気です。

↓(右下)我々が案内された2階のお部屋です。シンプルでありながら、よく見ると建具の一つ一つがとても凝っていて「さすがだなぁ」という感じでした。
↑窓辺の美しいステンドグラスにうっとり。
これは例の銅鏡のフチに刻まれた文様なのだそうですが、
片仮名の「フシミ」という文字がデザインされているようにも見えるので、
こうして部屋の装飾に用いられたのだろうという話でした。


↓せっかくこのような素晴しい建築物の中で過ごすのですから、
気分を盛り上げるために、張り切って着物を着てゆきました。
こうして見ると中々絵になっているような気がするのですが・・・(笑)。
(左が友人、右がワタクシです)
←卓上には女将の手による美しい書がさりげなく置いてありました。私のには山部赤人の春の歌が書かれています。(ちなみに一人一人全部違う歌なのです) 何とも心憎い演出であります。

  春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ
  野を懐かしみ一夜寝にける
このお店の中で一番安い「華開席」(昼のみ、20食限定)ですが、“安い”といっても4千円ほどもするのです(驚)。小市民の我々にはこれが精一杯であります(笑)。

↑(左上)先付の葱の田楽

↑(右上)2段重ねのお弁当箱の中には見た目も美しいお料理の数々が詰められています。
(このほかに味噌汁が付きます)

→デザートの苺の淡雪羹です。美味なり♪
←食べ物のすぐ次の写真がこんなんですみません(笑)。
ここのお手洗いは何と畳敷きなのです! これには正直ぶったまげました。さすが、元宮家のトイレともなると違うわ〜。
→オープンして間もないという別棟のカフェ、「真古館(しんこかん)」にも行ってみました。

↓(左下)別の角度からパチリ。こじんまりとしていますが、とても落ち着く空間です。

↓(右下)コウモリのイラストがとってもキュートだったので、思わず激写してしまいました(笑)。
←ホットコーヒーを注文しました。小さなチョコレートが添えられています。
これで1,050円はちとお高い気がしましたが、ま、周囲の雰囲気料も込だと思えば許せる範囲内かも?(笑)。
→テーブルに活けられた美しい花
←吉田山荘を出た後は、近くにある「茂庵」というカフェに立ち寄ってみました。実はこのお店、昔から一度行ってみたかったお店なのです。
このお店に行くには山道を少々上らないといけませんが、京の市中にあるとは思えない緑深い環境の中で、極上のひとときが過ごせます。
思い切って寄り道をして本当によかった〜。
→さっきランチをしたばかりだというのに、ケーキをオーダーしてしまいました(笑)。
でも美味しかったのでペロリと平らげてしまいました。ああ、シアワセ☆

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吉田山荘 http://www.yoshidasanso.com/
京都市左京区吉田下大路町59-1 TEL075-771-6125
昼の部:11:30からと13:15からの二部交代制になっています
夜の部:17:00〜19:00  無休
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茂庵 http://www.mo-an.com/
京都市左京区吉田神楽岡町8 吉田山山頂  TEL075-761-2100
11:30〜18:00(ランチタイムは11:30〜14:00)  月曜休
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