京 都 〜東福寺・天得院・雪舟庭園〜 2006/7/8



以前から一度行ってみたかった東福寺を訪ねました。

↑臥雲通りから通天橋を望む


←紅葉の頃が有名らしいですが、緑深い夏の季節もなかなか好い感じです。
下に流れる小川のせせらぎが涼を感じさせてくれます。
先ずは通天橋を見学することにしました。

→受付を入ってすぐのところは苔むしたお庭が広がっていました。

↓(左下)このように廊下が続いています。

↓(右下)出っ張っているところが通天橋です。ちょっとした景色が絵になりますね〜。
↑通天橋を渡って一番奥にある開山堂です。 ↑開山堂の手前に広がる枯山水の庭。市松模様になっています。
ここからはいよいよ方丈庭園の見学であります。この庭園は昭和14年に重森三玲という人によって作られたものだそうです。方丈の東西南北にそれぞれ趣きの異なる庭が設けられていますが、このように全ての方角に庭園があるのはここだけだそうです。

←東庭の北斗七星です。北斗七星の形に石柱が並べられています。
↑南庭には枯山水が広がっています。これは「四仙島」のひとつ「瀛洲(えいじゅう)」を表しているそうです。手前に広がるのは「八海」で、渦巻く波模様が描かれています。 ↑南庭の西側に設けられた「五山」です。色鮮やかな苔の若緑色と、白い砂地との対比がとても綺麗です。何も考えず、ただボンヤリ眺めているだけで一日があっという間に過ぎてしまいそうです。
→西庭の「井田市松」です。四角く刈り込まれたサツキと白い砂地とで大きな市松模様になっています。何とも不思議な趣きの庭園であります。
↑そしてこれが今回一番見たかったもの、北庭の「小市松」です。苔と白い敷石とが織り成す市松模様の庭となっています。一度見たら忘れられないような印象的な美しさがあります。

←この敷石の配置具合がまた絶妙なかんじ。
→場所は変わりまして、こちらは東福寺のすぐ近くにある天得院です。桔梗の寺として有名なのだそうですが、ちょうど「桔梗を愛でる特別公開」だったのでとてもトクをした気分でした。(普段は非公開だそうです)
お庭にはこのように紫や白の桔梗の花が咲き乱れていて、それはそれは美しい眺めでした。(写真が悪くてその魅力の半分もお伝えできず、すみません・・・)
←華頭窓から西庭を望む(天得院にて)
→またまた場所は変わりまして、こちらは天得院の近くにある雪舟寺であります。「鶴亀の庭」と名付けられたこのお庭は、こじんまりしていますが凛とした美しさがありました。
こういう抽象的な庭園を眺めていると、不思議とココロが解きほぐされるような感じがしますね。
この東福寺界隈はあまり人もいず、ゆったりのんびり、静かに過ごせるのがとてもよかったです。
木々や苔などの深い緑に包まれて、心身ともすっかり癒された気がします。おかげさまで好い休日となりました。(^-^)
暇を見つけてまたぜひ来ようと思います。

********************************************************************
東福寺 http://www.tofukuji.jp/
京都市東山区本町15丁目778 TEL075-561-0087
9:00〜16:00 (11月は8:30〜16:30)
通天橋拝観料400円、方丈庭園拝観料400円
********************************************************************
天得院 http://www.tentokuin.jp/
京都市東山区本町15丁目東福寺山内 TEL075-561-5239
「桔梗を愛でる特別公開」 2006年は6/16〜7/16まで(普段は非公開)
※秋(11月)にも特別公開があるようです
9:30〜16:00 拝観料300円
********************************************************************
芬陀院 雪舟寺
京都市東山区本町15丁目東福寺山内 TEL075-541-1761
9:00〜17:00  拝観料300円
********************************************************************



home > diary top > 7月の日記へ戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送