兵庫県香住町〜松葉ガニ料理〜  2003/12/20〜21



長年の夢だったカニ料理。それがようやく叶う日がやってきました(笑)。
ところが当日、あいにく近畿北部は雪で大荒れの天気。
車で行く予定を急遽変更して、電車で目的地を目指すことになりました。
幸い臨時特急に空席があったので、少し遠回りのコースとなりましたが、
まずは一安心です。山間部に向かうにつれ、降る雪がだんだん激しくなってきました。



上の写真は電車の車窓から撮った雪景色です。何だか旅情を誘いますね。
でもこの日は、福知山を通る方の列車は途中で不通になったりして
大変だったようです。何でも木が倒れて線路を塞いでしまったとか。
我々は別のコースだったおかげで無事に目的地に辿りつけましたが、
それでも30分以上の遅れが出てしまいました。雪は恐ろしい・・・

さてこの日お世話になったのは、柴山港にある『夕庵』というお宿です。
松葉ガニ(ズワイガニ)の本場として、柴山港は山陰随一を誇っている
漁港だそうです。水揚げされたカニは、他所では類を見ない
50種類以上ものランクに厳しく選別されるのだそうです。
『夕庵』はその柴山港を見渡せるところに建てられています。
店主はカニを熟知した元セリ人とのこと、期待に胸がふくらみます。

←『夕庵』の外観。こじんまりとした、とてもきれいでお洒落な佇まいです。少し小高い場所に建てられていて、目の前に柴山港が見下ろせます。



→シンプルさが美しい建物内部。随所に花が活けられ、仄かなお香の匂いが静かに漂っていました。

→お風呂です。客室数が5部屋と少ないためか、2つあるお風呂は、どちらも貸切で利用するようになっています。そのため、のんびりと温泉を楽しむことができます。こちらは広い方の「こだぼの湯」。体の心まで温まります。
←生きたカニが入っている水槽。夕食に出す活けガニを、何と選ばせてくれるとのこと。と言われても、素人にはどれが好いのかサッパリ分かりません。結局、宿のご主人が「これかな?」と指差してくれたものを素直に選びました(笑)。
専用の道具で恐る恐るすくい上げると、ずっしりとした重み。身が詰まっている証拠だそうです。やった!


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