別府温泉 2006/5/1〜3



今年のGWは生まれて初めて9連休という長いお休みをいただいたので、
平日を狙って2泊3日の旅行をすることにしました。
同行者の母の希望で今回は大分県は別府温泉に行ってきました。

我々が泊まったのは別府八湯のうちのひとつ、鉄輪(かんなわ)温泉にある
「おにやまホテル」というところでした。この宿は鉄輪地獄地帯の中心部に位置し、
(すぐ隣りには「白池地獄」があります)、客室からは町中から立ちのぼる湯煙や、
さらに遠くには別府湾が望めるという最高の眺望が楽しめます。
(上の写真は客室から撮影したものです)

こういう昔ながらの温泉地にありがちな典型的な“ホテル旅館”で、
随所に昭和の面影を残しているという、別の意味でステキな宿だったんですけど(笑)、
こういう場所ではそういうベタな宿が似つかわしいものなのであります。
でも従業員の方々の応対は素晴しかったし、お料理はとても美味しかったし、
そして「鬼山地獄」の源泉から引いているというお湯は最高に気持ちよかったです。
また2005年10月にオープンした展望露天風呂「空の湯」は
他の場所とはガラリと趣きを変えて、オシャレで美しい佇まいでした。
新旧それぞれの趣きを楽しめる、中々素晴しい宿でありました。
ワタクシ的には大満足であります。(^-^)

さてここからは、2日目に回った「地獄巡り」の写真をご紹介していくことにします。
ここは千年以上も昔から噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが
「豊後風土記」に記されており、人間が近寄ることもできない忌み嫌われた土地
だったそうで、それが「地獄」と呼ばれるようになった所以だそうです。
「別府地獄巡り」は全部で8ヵ所あり、共通観覧券(2,000円)を利用すればおトクです。
まずは「鬼石坊主地獄」から見学することにしました。灰色の熱泥がゴボゴボと沸騰している様子が坊主頭に似ていることからこう名付けられたそうです。

←粘度のある泥池の一部がプクリプクリと沸いているのが見えます。周囲は硫黄のにおいと湯気が立ち込めていました。
→キレイな坊主頭は撮れませんでしたが、これが熱泥の沸いている様子です。写真では伝わりにくいかも知れませんが、結構おどろおどろしい雰囲気でした。
←でも周囲はこのように美しい公園として整備されていて、そのギャップが何ともいえません(笑)。
→足湯(無料)があったので早速浸かってみました。温かくてとても気持ちよかったです♪
(ぶっとい足が見苦しくてスミマセン;)
↑場所は変わって、コチラは「海地獄」の写真です。
美しいコバルトブルーが涼しげに見えますが、お湯の温度は98度もあるそうです。
このお湯が青色なのは、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているからだそうです。
↑この「海地獄」には広い庭がありますが、ちょうどツツジが満開になっていて
とても見応えがありました。そういう情報を一切知らずに行ったので、
何だかとても得をした気分であります。かなり規模が大きいのでその眺めは圧巻です。

↓園内には温泉熱を利用した温室もあり、熱帯性植物が栽培されています。
↑美しく咲く熱帯性の睡蓮です。 ↑オオオニバス(大鬼蓮)です。体重20キロまでの子供なら乗ることができるほどの大きさにまで成長するそうです。
←温室のすぐそばには、また違った泉質のお湯がシューシューと沸き出ていました。
→海地獄のお湯で蒸し焼きにしたという「地獄蒸し焼きプリン」を記念に食べました。なめらかな舌触りと濃厚な味わいがとても美味しかったです。売店にて1個300円で売られています。


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