有馬温泉 2004/12/16〜17
2日も会社を休んで、友達と有馬温泉に行ってきました。
有馬温泉はあまりに近くて、いつでも行けると考えてしまうせいでしょうか、
ちゃんとした有馬温泉旅行は今までしたことがありませんでした。
有馬温泉は日本最古の温泉で、その名は『日本書紀』にも記されているそうです。
有馬の湯には、茶褐色の「金泉」(塩分と鉄分を豊富に含む)と、
無色透明の「銀泉」(炭酸泉)の2種類があります。
ひとつの場所からこのように全く異なるお湯が湧くというのも
不思議な話ですが、考えてみると贅沢な温泉地であります。
←我々が宿泊した「ホテル花小宿」の外観です。元は和風旅館だったという古い建物を利用しているそうです。趣のある佇まいにうっとり。 ↓ホテル花小宿の館内の様子です。館内は和洋折衷の、大正浪漫の雰囲気に包まれています。仄暗い照明がまた美しい。まさに谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』の世界です。 |
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この「ホテル花小宿」は、一緒に行った友人が一度泊まってみたいとかねてから望んでいたところでした。部屋数が10室しかない上に人気がある宿なので、週末は常に満室で予約が取れないという状態。そこで私が会社を休んで、平日を狙うことになったのです。 実際に宿泊してみて、その人気の理由が分かったような気がしました。見た目の美しさもさることながら、“適度に放っておかれる”居心地の好さ。過剰なサービスばかりがもてなしではないのです。 |
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←今回私たちが泊まった部屋は「梔子」という名前が付いていました。題字は綿貫宏介さんという芸術家によるもの。花小宿は綿貫宏介さんプロデュースのホテルなのです。浴衣や湯呑も綿貫さんデザインのもので統一されていますが、それが不思議とこのホテルの古い佇まいにしっくりと馴染んでいます。 綿貫宏介さん公式サイト http://www.muhoan.com/ |
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ほうれん草と鯛の子のおひたし | 前菜盛り合わせ | 白身魚のおすまし |
ヒラメとイカのお造り | 蕎麦 | ブリ大根 |
太刀魚の塩焼き | 刺身こんにゃくの梅肉和え (この後ご飯とお味噌汁、そしてデザート) |
店内にはこのようにカマドがあるのです。 |
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